メモしていたのですが、残念ながらApp Storeから無くなってしまったiOSのボードゲームアプリの個人的な備忘録的な何かです。オンラインサーバを使っていなければ、iOSの場合、一度購入したアプリは後でもダウンロードできるので、遊べるといえば遊べるのですが、残念だなあって思います。
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A Fistful of Penguins(荒野の1ドルペンギン)
A Fistful of Penguins(荒野の1ドルペンギン)は、ダイスを振って、コイン(得点)を稼ぐダイスゲームです。
自分の手番は3回あり、1回目は4つ、2回目は5つ、3回目は6つのダイスを振ることができます。
また、ペンギンのコマを使えば、ダイスを振り直したり、ダイスを追加したりできます。
うまく動物の絵柄を組み合わせ高得点を狙ってください。
・特徴
2〜4人対戦(ソロプレイあり)。
1台で対戦できます(オフライン対戦)。
・レビュー
あまりハデなグラフィックではないのですが、ゲームとしてはかなり面白かったです。
ペンギンがうまくハマると一気に点数が爆裂します。
ダイスゲームなので運と思いきや駆け引きもかなりあるので、対人戦はかなり燃えるでしょう。
1人で黙々とプレイできるソロプレイは意外とハマります。
あまりフォーカスされることはないですが、iPhone・iPadアプリの中では個人的に出来も良いと思いました。
・プレイ
オープニング。
今回は2人プレイを選択。
基本ダイスを振って、出た目でコインの数が変わります。
自分の手番は合計3回あり、最初は4つのダイス、2回目は5つのダイス、3回目は6つのダイスを振ることができます。
※これは1人プレイのスクリーンショットです。
・点数表
点数表はとてもわかりやすいです。
赤いリスは数がその数だけコインが増えていきます。1匹のときは1コイン。2匹の時は1+2=3コインです。
緑色のアメリカヘラジカは、赤いリスとセットで9コインです。赤いリスと緑色のアメリカヘラジカが2匹ずついれば18コインになります。
茶色のカンガルーは、カンガルーの数×カンガルーの数がコインの数です。1匹の時は1×1=1コイン、2匹の時は2×2=4コインです。
黄色のラクダは、1匹5コインです。ただし、青いライオンがいるとコインを得ることはできません。
青いライオンは、1匹7コインです。ただし、他の動物の効果によるコインを得ることはできません。
基本的に点数は自動で計算してくれるので、高い組合せの点数を表示してくれます。便利。
また赤いリスで点数を取得した場合、他のプレーヤーからコインを獲得できます。赤いリスの数が多いほど、他のプレヤーから取れるコインの数が増えて行きます。
・点数の見方
左から、ペンギンの数、カンガルーの数、コインの数です。
・ダイスの振り直し
自分の手番が来たら、最初にダイスが振られます。
その後、コインを得るか、振り直し等をするかを決めます。
コインを得る以外にできる行動を紹介します。
COMVERT PENGUINS:振ったダイスからペンギンを得ます。
ADD DICE:ダイスを追加します。1つのダイスを追加するのに、ペンギンを1つ消費します。最大9つまでダイスを増やすことができます。
RE-ROLL:振ったダイスから選択したダイスを振り直します。ペンギンを1つ消費します。
SET TO KANGA:振ったダイスから、1つを選択肢、カンガルーと交換します。手持ちのカンガルーを1つ消費します。
DONE:手番を終了して、点数表の下にあるコインを得ます。また、ペンギンがある場合にはペンギンを得ることができます。
場からペンギンを得る場合、1つのペンギンを取った場合は1ペンギンを得ることができます。
一気に2つのペンギンを取った場合には、3つのペンギンを得ることができます。
一気に3つのペンギンを取った場合には、6つのペンギンを得ることができます。
一気に4つのペンギンを取った場合には、10のペンギンを得ることができます。
また、COMVERT PENGUINSでペンギンを得た場合、ADD DICEでダイスを追加することはできません。
・プレイの続き
今回は、初プレイで勝利できました。
オプションのセッティング画面はこんな感じです。
結局数回プレイしてしまいました。
予想以上に面白いゲームでした。
特に点数の伸ばし方がわかってきてからが楽しくなるゲームです。
1人プレイもできるのは○
Zooloretto(ズーロレット)
ズーロレットは動物園運営ゲーム。
動物をピックアップしていきながら、自分の動物園を大きくしていき、点数を競います。
iPhoneだと画面が小さいですが、ゲームとしては面白いです。
パンダのパッケージがかわいいですよね。ちなみに、ズーロレットはパッケージに動物が描かれていて、拡張などによって動物が異なります。ズーロレット ミニ (Zooloretto Mini)の場合はミーアキャットです♪
Hacienda(ハチエンダ)
Hacienda(ハチエンダ)は、土地タイルや動物チップを盤上に置いていき点数を競うゲームです。タイル等を連続してつなげると高得点になります。
ハチエンダ(Hacienda)とは農園や牧場という意味です。まさに、ボードゲームのハチエンダは、広大な土地を農場にしていくゲームなのでイメージそのままですね。
・特徴
2〜5人対戦。
1台で対戦できます(パスアンドプレイによるオフライン対戦)。
・レビュー
動物の鳴き声などサウンドが追加されていて雰囲気を盛り上げてくれますが、一番良い点は点数計算だと思います。ハチエンダはボードゲームでプレイすると結構点数を数えるのが大変なので、それをコンピュータがさらりと計算してくれるiPadは非常に良いなと思いました。
ゲームとしても個人的には結構好きで、うまくタイルがつながっていくと爽快です。アプリとしては、かなりよくできているので、おすすめのボードゲームアプリの1つです。と言っても、もう手に入らないですが。。。
欠点を挙げるとするならば、ハチエンダのゲーム性が多少わかりにくいこともあり、少し敷居が高いゲームにも感じられるところです。一度プレイしてしまいえば、それほど難しくないのですが、勝ち筋が最初わかりにくいことから、序盤でもやっとするということです。
中間発表があるので、他のゲームよりも途中から修正が効きやすく、またトップを邪魔するように動きだすので、ゲームバランスは良いと思います。
・プレイ
ゲーム開始前に簡単に画面の説明があります。英語ですが。
下側が自分の手札や動物チップです。
右側の上段が取得できる土地タイル、下段が動物カードです。動物カードは動物チップになります。
自分の手番には3回のアクションができます。
また、できるアクションは、以下の通り。
1)右側から土地カードを購入する
山札からだと少し安いです。
2)右側から動物カードを購入する
iPadの場合、すぐに動物チップになります。山札からだと少し安いです。
3)手札の土地カードをプレイして場に土地タイルを置く
土地タイルが3つ以上つながると点数が入ります。
4)手持ちの動物チップを場に置く
最初は土地に接している必要あり。それ以降は同じ動物チップに接するように配置。また市場に接するとお金が入ります。
5)お金を払いハチエンダを建てる
配置した土地タイルと動物タイルの分の点数が入ります。
6)お金を払い泉を配置する
泉に接した土地タイルと動物タイルの分の点数が入ります。
7)収穫チップを土地タイルに置く
お金が入ります。
実際に土地タイルを配置しているところ。
ゲーム中盤。
ハチエンダでは、右側の動物カードがなくなると、一度中間得点の計算が入ります。
ゲーム終盤戦。
最終得点。
今回は負けてしまいました。残念。
ゲームのルールはとてもシンプルなので、改めて挑戦しようと思います。
得点計算はこんな感じです。
1)繋がっている3つ以上のタイル1つにつき2ポイント。
2)ハチエンダを建てた繋がっている土地タイル、または、群れ(繋がっている動物チップ)1つにつき1ポイント。
3)泉を配置した時に接している土地タイルと動物タイル1つにつき1ポイント
4)動物チップが到達した市場の数。1つ目の時は1ポイント、2つ目の時2ポイントと増加。
4)ゲーム終了時に持っているお金10ドルにつき1ポイント
ゲームは最大5人まで遊べます。
パスアンドプレイであれば、1台で複数人遊ぶことも可能です。
また、マップは2種類あります。
FiTS by Reiner Knizia
FiTS(フィット)は、ブロックを積み上げながら点数を競うゲームです。1〜2人用。テトリス的な忙しさがないので、じっくり取り組めるパズルです。対戦もできるので、ボードゲームでもあるかなと。クニツィア先生の作品。
でも無くなってしまいました。
それほど話題にもならず、それほど売れていないのかもしれませんが、なかなか入手困難なゲームになっています。
Zombie! Run for Your Lives!!!
ゾンビのカードゲーム。とりあえずダウンロードしてルール読んでプレイ。
ゲームとしては結構面白かったけど、人とプレイすると喧嘩になりそうだなあと。
世界の七不思議のような要素があると面白いのかなと。
でも、ゾンビの絵柄は良かったし、雰囲気も良かったし、ゾンビゲーとしては個人的に及第点。
Pirates – The Board Game
iPadアプリ。
3〜4人用のカードゲーム。対象年齢は8〜108歳まで!
iPadが1台あればみんなで遊べるようです。
艦隊を作って、相手よりもより多くのコインを集めるゲームとのこと。
コンピュータ戦あり。
7 Ate 9
場に出た数字カードに、プラスマイナスしたカードを手札から出していくスピードみたいなゲーム。
プラスマイナスの数値はカードに記載。10のプラスマイナスの場合、数字の1の方も出せる。コンピュータ戦あり。
スーパー無敵ブラフ
ボードゲームのブラフの2人用のiPhoneアプリです。
お互いに振ったダイス(サイコロ)を隠して、相手が持っているダイス目を予測し、場にあるダイス目を言い当てるゲームです。ダイス目を言い当てるのは交互に行います。相手がウソを付いていると思ったら、宣言をして、実際にウソをついているかを確認します。基本的に相手が言ったダイス目よりも大きな数字を言わなければならないので、必ずどこかでウソになるというわけです。
個人的には、雰囲気の良いLiar’s Dice 3Dの方が好きだったりします。パイレーツオブカリビアンにも出てきましたね。
スーパー無敵ブラフでは、賞金とう概念を取り入れ、ゲーム性を高めています。実際にリアルでプレイするのが一番面白いのですが、意外と遊ぶ機会がないんですよね。
クォーリアーズ(Quarriors!)
iPadアプリ。
自分のクリーチャーを召喚し、敵からそれらを保護し、点数をゲットするゲーム。
ドミニオン+ダイスのような感じ。
Dixit(ディクシット)
ディクシットは、親が出したお題のカードを当てるというシンプルなボードゲーム。フランスで賞も取っており、世界中で子どもから大人まで多くの方に愛されているボードゲームです。
iPhoneアプリでは、AIはないため、人のプレイが基本みたいです。また、最低プレイ人数が3人からのようで、iPhoneとiPadの2台では、オンラインもオフラインも遊べませんでした。
まあ、リアルに集まって、リアルのディクシットを遊ぶのが良いかもしれませんが、どこにでもDixitを持ち運べるのは、すごいことだなと思っています。
残念ながら無くなってしまいましたが。。。
ボードゲーム版は個人的に持っていまして、とても雰囲気が良いです。プレイする人をあまり選ばないゲームなので、いろいろな方とボードゲームをする機会がある方におすすめです。
BANG!(バン!)
プレーヤーは、保安官やならず者などの役職カードを与えられ、保安官チームはならず者を、ならず者は保安官をやっつけるゲームです。
ただし、保安官以外は、正体がわかりません。ならず者が副保安官を名乗っても問題ありません。
お互いに知っている友達と遊べると非常に面白いと思います。iPhoneだと1人で遊べるのが○
ちなみに、三国殺というゲームの元ネタでもあります。
Hive(ハイブ)
Hive(ハイブ)は、コマを動かしたり、配置したりしながら、対戦相手の女王蜂のコマを移動できなくすることが目的の2人対戦用ボードゲームです。
2人対戦用のiPhoneアプリで、オンライン対戦もできる模様。
また、iPhone1台で対戦できます。
最初は何もないフィールドに、自分のコマを配置していきます。
コマは昆虫によって移動方法が異なります。
コマを1つ飛ばして移動できたり、外周を自由に移動できたりと様々です。
また、移動後は必ずどれかのコマに接する必要があり、コマとコマのつながりが切れるような移動はできません。
ボードゲームが好きならとりあえずダウンロードするのが良いと思います。
英語ですが、ルールはシンプルですので一度覚えてしまえば、問題ありません。
また、移動先も色が変わって教えてくれるので、リアルなボードゲームよりもプレイしやすいと思います。
参考:ハイブ/Hive – ボードゲームレビュー
Roll Through the Ages
文明発展型ダイスボードゲーム。同名のボードゲームのiPhone化。
内容は元のボードゲームに人気があるように、かなり良くできています。
だが、アプリとしては、寂しい感じ。一人でも十分楽しめますが、ルールを覚えるのがちょっと大変。
個人的には、かなりハマったのですが、敷居は高いです。。。残念ながら無くなってしまいましたが。。。
また、スコアシートのアプリがありました。
Roll Through The Ages Score Sheet – Lithe Solutions