Scotland Yard(スコットランドヤード)のレビューとプチ攻略 – iOSボードゲームアプリ

投稿者: | 2016-10-18

Scotland Yard(スコットランドヤード)は泥棒であるミスターXをスコットランド警察が追うというボードゲームです。
泥棒と警察が交互にプレイしながら、泥棒は規定ターン数を逃げることを目的に、警察は規定ターン数までに泥棒を捕まえることが目的です。
基本泥棒の姿は見えませんが、特定の手番の時に泥棒の位置が明らかにされます。
また、移動の際に使ったチケットは警察側に開示されます。

マップの移動はタクシー、バス、電車のチケットを使うことで行います。
タクシーは黄色い線で、バスは赤い線で、電車は青の点線で繋がっているところを移動できます。
警察側のチケットには枚数が決まっているので、移動する際は後々のことを考えて移動する必要があります。
泥棒側もチケット枚数は記載されていますが、警察が使ったチケットを使えるのでタクシー、バス、電車の移動に困ることはありません。
また、泥棒側だけ、2回移動とシークレット移動、船を使った移動(黒い線)ができます(チケットの枚数に制限あり)。

アプリの特徴

iPhone・iPadアプリ
1〜6人対戦。(1人がミスターX、残りプレーヤーは警察)
オンライン対戦あり(GameCenter利用)。
1台で対戦できます(オフライン対戦)。
Wi-Fi、Bluetoothによるオフライン対戦も可能。

レビュー

ルールが非常にシンプルで一度プレイすればすぐに理解できるボードゲームです。
泥棒側1人、警察側1人が担当して対戦するのが一番シンプルで楽しめると思います。
個人的に何度か対戦したことがありますが、どちら側をプレイしてもとても楽しめるゲームです。

参考

ちなみにスッコランドヤードとは、

ニュー・スコットランドヤード (英:New Scotland Yard) は、イギリスの首都ロンドンに所在するロンドン警視庁(MPS)またはその本部を示す換喩(メトニミー)の一つ。
スコットランドヤード – Wikipedia

だそうです。

プレイ

今回は泥棒側(白いコマ)でプレイ。
警察はコンピュータです。
スタートは右下。

マップ全体はこんな感じです。

広大で泥棒側が有利なように思いますが、意外と追いつめられます。
このように上下を完全に封鎖されてしまいました。。。

うまく包囲網を突破しました。

しかし、相手の裏をかこうとして失敗・・・。
あっさり捕まってしまいました。

次は警察側でプレイ。
うまく相手を追い込みました。
点線で書かれているのが前回の泥棒の位置です。

完全に捕まえました。
やはりいつプレイしても面白いです。
特に対人戦はかなり楽しいでので、オススメです。

プチ攻略

スコットランドヤードはやっぱり人と対戦するのが楽しいボードゲームです。iPhoneとiPadが2つあれば対戦できるので、ちょっと仲良くなりたい人とプレイすると盛り上がりますよ♪
もちろん、わたしは逃げる側で、いつも追いかけてもらっています♪
そんなわけで、逃げるときのコツをプチ攻略として書いていこうと思います。あくまでわたしのプチ攻略なので、参考程度に。
まず、序盤は距離の長い移動手段を使うのがおすすめです。なぜかと言うと追う側がまず距離の長い移動手段の場所に移動をするからです。最初のうちに狭い路地を移動していると、一気に追う側が集まってきて、包囲されてしまいますので、いつでも長距離を逃げられるようにしておくのが良いと思います。
追う側が距離の長い移動手段に近づいてきたら、狭い路地を移動し始めます。また、そのときあえて追う側に近づくのがおすすめです。そして、追う側の横をすり抜けていくと相手の裏をかくことができます。
多くの方が安全な方向に逃げようとしますが、そうすると逃走経路が読まれやすいためです。うまくダブルムーブや逃げる側しか使えない移動手段を使ってすり抜けて下さい。また、距離の長い移動手段は使わないのがおすすめです。これは最後のときに使います。
逃げる側は移動手段に困ることはありませんが、追う側は移動手段が限られます。ですので、追う側に最初のうちに距離の長い移動手段を使わせると、終盤逃げるのがかなり楽になりますよ♪
アプリでコンピュータとプレイするときは、あまり役に立たないかもしれませんが、対人戦だと有効だと思います。

ボードゲーム版

リアルなボードゲーム版のスコットランドヤードは、アプリよりもみんなでワイワイプレイできて楽しいです。ただ、警察側の人数が多いと、意見がまとまらなかったりするので、プレイするときには、その人に最終決定権があるコマを決めてプレイすると良いと思います。

また、マップが東京版もリリースされています。

ボードゲーム版では、サンバイザーがついていて、逃げる側の視線が隠せるようになっています。ちょっと見た目は恥ずかしいですが、それもスコットランドヤードの特徴の1つになっています。