カルカソンヌとは
Carcassonne(カルカソンヌ)は、タイルを配置して、城砦都市や道路を作り点数を競うボードゲームのiPhone・iPadアプリ版です(^o^)
カルカソンヌは世界大会も開かれているほど、世界では有名なボードゲームです。過去の大会では日本人の方が世界チャンピオンにもなっています。これはとてもすごいことなのですが、日本ではあまり知られていないので残念です。゚(´・ω・`)
人型のコマ(ミープル)はとても人気があります。写真の真ん中にある青色の人型がミープルです♪
アプリの特徴
iOSアプリの特徴としては、1台のiPhone・iPadがあれば2〜5人で対戦できるところかなーって思います。
また、オンライン対戦もでき、人気作品でもあるので常時人がいるのが良いところです。対戦相手には困らないと思います。
お値段が¥1,200とiOSの有料アプリの中ではちょっと高めかなと思います。過去あまり値下げもされていません。しかしながら、iOSアプリの中ではかなり完成度が高く、¥1,200というのも納得の価格だとワタシ的には思います(*^^*)
拡張パック
River(川)(¥100)
Inns & Cathedrals(宿屋と大聖堂(¥200)
Traders & Builders(商人と建築士)(¥200)
Princess & Dragon(王女とドラゴン)(¥200)
レビュー
値段が少し高いですが、iPhone・iPadのボードゲームアプリの中では、かなり完成度が高いので満足できるアプリです。
オンライン対戦もできますし、1台でオフライン対戦もできます。
ルールも草原なしなどを選べるので、最初は簡単なルールからはじめて徐々にレベルアップも可能です。
それにもまして面白いのが最大の魅力です。個人的にはカルカソンヌはボードゲームの中でも10本の指に入る作品だと思います。
また、iPhone・iPadアプリのカルカソンヌの良い点として、点数配分を確認できる点があります。
大会などを目指すなら、リアルなボードゲームでプレイするよりも、iPhoneでプレイした方が上達がはやいかもしれません。
プレイ
では早速プレイしましょう。
今回はノーマルゲーム(Normal Game)ではじめてみます。
Local(オフライン対戦)とInternet(オンライン対戦)が選択できます。今回はLocalでNew Gameを選択。
最大5人まで遊べます。
拡張は今3つ出ています。
下にスクロールすると追加ルールが2つ選べます。
草原ルールを無しにするルールと、残りのタイルを見ることができなくなるルールです。
ゲーム開始です。
右上にあるのが、自分の手番に配置するタイルです。
中央のタイルの回りに、少し色が濃い四角があります。そこにタイルを置くことができます。
通常のボードゲームでは、自分で置き方を考える必要がありますが、iPhoneアプリの場合、自動的に全てのパターンを計算し、置ける場所を教えてくれます。
右側に配置してみました。
タイルに矢印が書いてあります。そこをタップするとタイルが回転します。
置き方によって、展開が変わるからです。
タイルの置き方を決めたら、右上のミープルをタップします。
するとタイルが拡大し、ミープルを配置できるところが点線で表示されます。
道に置いてみました。
次に右上のチェックマークをタップすると、自分の手番が終了です。
相手が新しいタイルを配置します。
基本はこれの繰り返しです。
とてもシンプルなルールですね。
ミープルの配置の際に1つだけ制約があります。
タイルを配置した時に、繋がった城塞都市や道、草原に他のミープルがいたら、そこにはミープルを配置することができません。
また、ミープルは配置しないという選択も可能です。
点数は、道を完成させたり、城塞都市を完成させると入ります。
完成時に自分のミープルが配置されていることが条件です。
もし、ミープルが2つ以上あったら、より多くミープルを配置している人が点数を独り占めできます。
ミープルの数が同数の時は、同じ点数が入ります。
点数は以下の通り。
城塞都市タイル1つにつき2点。盾のようなマークがあればプラス2点(城塞都市を閉じた1つの都市にすると完成)。
道タイル1つにつき1点(道の両サイドを行き止まりにすると完成)。
教会9点(教会のまわりの8マスをすべてタイルで埋めると完成)。
また、建物やタイルが完成するとミープルが手元に戻ってきます。
城塞都市が完成したところ。
また、ゲーム終了時にもミープルを配置していれば点数が入ります。
未完成の城塞都市タイル1つにつき1点。盾のようなマークがあればプラス1点。
未完成の道タイル1つにつき1点。
教会を含めた周囲9つのマスにあるタイル1つにつき1点。
草原に配置したミープルは、草原に接している完成した城塞都市1つにつき3点。
点数はマニュアルからも確認できます。
言葉だとわかりにくいですが、1回プレイするとすぐに理解できると思います。
タイルを置いて行くとどんどん地域が広がって行きます。
これもカルカソンヌの楽しい点です。
ゲームは、タイルが無くなったら終了です。
タイルは右側のアイコンをタップすると確認できます。
実際のリアルなボードゲームのカルカソンヌでは確認できません。iPhone・iPadアプリならではの機能です。
もちろん、リアルなボードゲームのルールと同じように見えなくすることもできます。
ゲームが終了し、点数計算をしています。
かなり大きな地域になりました。
今回はコンピュータがイージーだったこともあって勝利。
ゲームの難易度も選べますし、やはりオンラインで人と対戦するのが一番楽しいでしょう。
また、iPhone・iPadアプリのカルカソンヌの良い点として、点数配分を確認できる点があります。
自分がどうして負けたのかを確認できるので、次のプレイに役立てることがでしょう。
個人的にオススメ、大満足の一作です。
プチ攻略メモ
個人的にカルカソンヌは2段階で面白くなるボードゲームだと思っています。
1段階目が、草原ルールの理解です。
2段階目が、相乗りや乗っ取りです。
特に人との対戦では、相乗りや乗っ取りは重要になります。
具体的にはこんな感じです。
こんな風にタイルとミープルを配置します。
そして、タイルをつなげます。
なぜ、こんなめんどくさいつなげ方をするかというと、タイルを配置した時に、繋がった城塞都市や道、草原に他のミープルがいたら、そこにはミープルを配置することができないからです。
このルールが相乗りや乗っ取りを難しくしつつも、うまくいくニヤリとしてしまいます。
ぜひ、オンラインで対人戦を試してみてください。
最初は勝てないかもしれませんが、他の人のプレイはいろいろと参考になります。
ボードゲーム版
ボードゲーム版は、街がどんどん大きくなっていくので、結構机が広くないと後々困ります(^_^;) 拡張を入れるときはご注意くださいませ。
また、アプリだと自動的にタイルを引いてくれますが、ボードゲーム版ではタイルを手で引くのも楽しいです♪ ボードゲーム会でも定番のボードゲームとして置いてあることが多いので、ぜひリアルなカルカソンヌもプレイしてみてくださいね。