映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」レビュー@Amazon プライム・ビデオ

投稿者: | 2019-10-21

Amazon プライム・ビデオで映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」を観ました。ソウシリーズは、Finalまで映画館で観たのですが、その後続編が出てたんですね。

予告編はこんな感じ。

映画『ジグソウ:ソウ・レガシー』日本版予告編

ソウシリーズは、一作目が衝撃的な映画で、歴史に名を残す名作だと思います。その後、続編がどんどん出ました。ちょっとグロテスクな描写と、ミステリー的な謎をかけ合わせた映画で、それをどう捉えるかで作品の評価は分かれるのかなーって思います。

ワタシ的なソウのポジションとしては、ファイナル・ディスティネーションのような感じです。どのようなシチュエーションで、どのような殺され方をするのかを楽しむ感じの映画。こう書くと、なんだかちょっと変な感じかもしれませんが、プロレスを観るとの感覚的には一緒で、展開がどうなるのかをハラハラしながら観るというのが近いかもしれません。

そういう意味では、ソウのミステリー的な部分というのは、あんまりこだわっていなくて、ソウシリーズを観ていて謎が解明されていくところは、あんまり覚えてません(。・_・。)

なので、シリーズがどうつながっているのか?というのは、できればシンプルにしてほしいなーって思っています。

あらすじはこんな感じ。

遺体安置室の検視台に半裸の男。それは街中の公園で見つかった死体。死体を見つめる刑事のハロランとキース、検視官のローガンとエレノア。男が被っているバケツを外すと、顔半分がはがれ顎から上が無い。首の皮膚はジグソウパズル型に切り取られている。伝説の連続殺人犯“ジグソウ”のやり口――殺害したのはジグソウの模倣犯か?傷の奥から抜きだしたUSBスティックをパソコンで起動すると、「ゲームは始まった。4人の罪人が犯した罪が償われるまで終わらない」その声はまさしくジグソウ。彼は10年前に死んだはずなのに・・・。

ジグソウ:ソウ・レガシーのレビュー

ということで、全体的な感じとしては、ワタシ的にはソウシリーズの中では、ちょっとマイルドな方かなーって思いました。

ソウシリーズは、回を重ねるごとに、ちょっとグロテスクな感じになっていったのですが、それをソウの一作目に原点回帰させるような感じです。それは映画の中でストーリーを観ていても感じるところ。

ただ、ソウ一作目の衝撃が大きすぎたので、それと同じ感じを求めるのは厳しいかなあって印象です。

これまでのシリーズとジグソウ:ソウ・レガシーの違いとしては、ミステリー的な要素が強いかもって思います。そのあたりは好みが分かれそうです。

また、これはワタシ的になのですが、ラストのシーンはちょっとうーん???って思いました。ソウの最大の魅力というのは、ただ殺すというのではなくて、生き残れる方法があって、それを選択させるというところかなあと。ただ、ジグソウ:ソウ・レガシーの最後はそうなっていないので、ちょっと違和感がありました。今思い返して見ると、他にもおかしなところがありましたね。このあたりは、新しいチャレンジなのかもしれません。

一方で、最後の一つ前のショットガンでの選択ゲームは、すごく良かったです。シンプルながら、いろいろと考えた上での結果に満足できました(*´∀`*) そこに至るまでの部分も面白かったです。