Amazon プライム・ビデオで映画「亜人」を観ました。原作は漫画作品で、それの実写化になります。
ワタシ的な感想としては、意外と良かったなーって感じです。どうしても漫画原作って漫画の情報量が多いので、それを2時間にまとめようとすると難しさがあります。亜人もそうですが、うまく切り取りながら、まとめた印象です。
原作好きはあまり評価しないと思いますが、原作知らない人なら、結構たのしめるんじゃないかなあって思います。
予告動画。
あらすじ。
病気の妹を救うために研修医となった永井圭はある日、事故で死亡。しかし直後、生き返る。絶対に死なない新人類「亜人」と発覚し、崩れ去る圭の人生。国家に追われ続け、非人道的な実験のモルモットとなってしまう。そんな圭の前に突如、人類に牙をむく亜人最凶のテロリスト・佐藤が現れる。自分の運命に葛藤する圭は、佐藤が描く亜人の未来に共感できないでいた。やがて始まる、佐藤による衝撃の国獲りゲーム。衡突する人類と亜人、そして亜人と亜人。絶対に死なない男同士の終わることなき戦いが始まる。亜人たちは、永遠の命をどう生きるのか?(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社
亜人
ネタバレありレビュー
まず、亜人を含めたアクションがとても良かったです(*´ω`*) 亜人自体はCGですが、うまく映像作品として表現できていると思いました。リアルな感じで、実写にうまくハマっていてよかったです。
ストーリーとしては、わかりやすくしようという努力というか、全体の構成が練られていて、亜人を読んだことがない人でもある程度理解はできる作りになっています。ただ、それでも原作を知っている方が楽しめるかなあと。
主人公はそもそも薄味ですので、そのあたりってわかりにくいんだろうなあって思います。敵役はメインが佐藤さんで、映画ではそれ以外の脇をかためるキャラクターはかなり薄くなっています。ある程度ストーリー上と映画の時間という制約上、仕方が無いと言えば、仕方が無いのですが、田中君以外は居なくても良いのではという感じです。ですので、佐藤無双をどうやって止めるのか?って話になっています。このあたりが評価が分かれそうなポイントですね。
最初にも書きましたが、アクションは本当に良かったので、そういう視点で、あまり考えずに観るとすごく楽しめる映画だと思います。ワタシ的には結構良かったのですが、ポジションとしてなかなか難しい感じかもって思います。いっそのこと、亜人をテーマに別の物語の方が作品としてはよかったのかなーって感じです。