結構前のブログですが、面白いエントリがありました。
ボードゲーム市場構造の課題点と対策について考えてみる: 日本のボードゲーム市場について真剣に考えてみる
というものです。
これを読んで、ワタシ的にちょっと疑問に思っていたことがあります。
それは、ボードゲームにおいて
ライトプレイヤーは皆ミドルプレーヤーを経てヘビープレーヤーになるのか?
という疑問です。
ワタシ的にですが、これは半分合っていて、半分間違っているのかーって思っています。
このような段階を経るのは、人間に時間という概念が存在しているのが理由ではないかなと思います。最初からヘビープレーヤーというのは存在しないですよね。
でも、時間が経過すれば、皆、ヘビープレーヤーになるのでしょうか?
また、うまくアピールすれば全てのプレーヤーがヘビープレーヤーになるのでしょうか?
ワタシ的には、それは違うのではないかなーって思ってます。
つまり、
ヘビープレーヤーになる人は、そもそもそのような素養がある人なのではないか?
というのがワタシの考えです。
何か言いたいかと言うと、ライトプレーヤーの素養しか無い人を、無理矢理ヘビープレーヤーにはしにくいということです。そして素養がある人は、周りが何もしなくても勝手にヘビープレーヤーになっていくと思います。
具体的に言えば、ワタシはゴルフにあまり興味がありません。ですので、ゴルフのことはほとんど考えていません。ゴルフ雑誌も読みませんし、それはこれからも変わらないでしょう。そして、これがゴルフにおけるワタシの素養なかなーって思います。
つまり、人間には嗜好があり、そして伸びしろとなる素養があるという考え方です。これは能力ではなく、嗜好だと思っています。
で、何が言いたいのかというと、
ライトプレーヤーをがんばってミドルプレーヤーにするよりも、ヘビープレーヤーの素養がある人をボードゲーム業界に引っ張り込む方が、ボードゲーム業界の活性化に繋がるのではないか?
ということです。
これは、ワタシ自身とワタシの友人たちを観測し、ワタシが出した結論です。
つまり、10人のライトプレーヤーを増やすよりも、1人のヘビープレーヤーを見つけた方が、結果としてライトプレーヤーの数が増え、ノンプレーヤーにボードゲームを知ってもらうきっかけも増えるのではないかなあと思っています。
では、そのようなヘビープレーヤーの素養がある人は、どんな人でしょうか?
ワタシ的にですが、やはりテレビゲームのミドルプレーヤーやヘビープレーヤーは、ボードゲームでも同じような素養があると思っています。100%ではありませんが、かなり嗜好がかぶる人が多いのではないでしょうか?
また、将棋、囲碁をプレイしている人も同じような素養があると思っています。
皆さんはどう思いますか?