ただほほ笑むまねをしただけでも、
アラン 幸福論 (岩波文庫)(Amazon)
すでに人間の悲しみや退屈さは
やわらいでいるのだ。
アラン
これはある意味正しい言葉だなあって思います。
笑顔になると、表情筋の動きが脳にフィードバックされて、心が明るくなると言われています。
踊ったりすると脳内ホルモンが分泌され、それで幸福を得られるため、それに近いものがあるのかなって。
悲しい気持ちのときに、笑うというのは難しくはありますが、楽しくなくても、面白くなくても、笑えることがなくても、笑顔を作ることで心が和らぐということです。
ワタシは悲しみに浸るのが結構好きというか、悲しみに溺れることで、悲劇のヒロインを演じていること自体に悦を感じてしまっているところもあるのかなあって思ったりもしました。
また、ムスッとした表情でいると、周囲の人も何だか機嫌が悪いのかなあって思って、話しかけにくいでしょうし、雰囲気も全体的に暗くなってしまうような気もします。
笑顔でいることでその空気が変わり、周りも明るくなると、それが自分自身にも返ってきて、自分自身の気持ちも明るくなるとも思ったり。
常に笑顔でいることは大変ですけど、気がついたときにできるだけ笑顔でいることが大切かなって思いました。