他人に対して感じる『いらだち』や『不快感』は、
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自分がどんな人間なのかを教えてくれる。
カール・グスタフ・ユング
他者に対する「いらだち」や「不快感」の中には、自分自身への「いらだち」や「不快感」であることがあります。
その原因は嫉妬かなって。
自分ができていないことを実現しているだったり、自分だって頑張っているのに褒めてもらえなかったり・・・。
その根源は他者と自分の比較によって、自分が劣っているように感じてしまい、それが「いらだち」や「不快感」として現れるということです。
もちろん、犯罪などのように問題のある行動についての不快感もあるでしょう。
純粋にそういう話なら問題ないのですが、多くの場合は、他者との比較が原因かなって思っています。
これは人間が社会で生きていくなら、どうやっても他者と関わる必要があるので、避けて通ることができない問題です。
ワタシも他者の才能に嫉妬することが良くあります。
羨ましいなあって。
でも、最近は少しずつそれが変わってきました。
そうなったきっかけというか、考え方は、自分自身の嫉妬心を認めること。
「いらだち」や「不快感」を感じた時、それは嫉妬心から生まれているんじゃないか?と自分に自問するわけです。
もし嫉妬心なら、他者が原因ではなく、自分自身に問題があるわけで、自分自身を変えれば良いということ。
言ってしまえば他責思考をやめて、自分自身の問題として考えるようにするということです。
そう考えるようになってからは、かなり日々の生活で「いらだち」や「不快感」が無くなりました。
人は人、自分は自分。
何か問題があれば、基本的には自分の立ちふるまいや、考え方、行動を変え、他人を変えようとしないことを常に意識しています。
かなり心が楽になるので、日々「いらだち」や「不快感」を感じているなら、一度、全てを切り離して、自分自身の問題として考えてみてはいかがでしょうか?