君が出会う最悪の敵は
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いつも君自身であるだろう。
洞窟においても、森においても、
君自身が君を待ち伏せているのだ。
フリードリヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラ』
敵というと、どうしても自分以外の人をイメージしがちです。
けれど、実際には、この言葉のように自分自身が敵というか、自分自身が自分自身の足を引っ張ったり、自分の計画を妨害したりすることが多いのかなって。
例えば、ダイエット。
目標の体重を目指して日々頑張っていても、ちょっとした気の緩みというか、魔が差してしまって、そのままダイエットに失敗なんてことがよくあります。
まさに自分自身が敵になっていると言ってもよいでしょう。
他にも、勉強だって、仕事だって、自分自身の意志や決断によって、うまくいかないことって多いのかなって。
もちろん、自分以外の外部の人によって妨害されることもあるにはあります。
ワタシも仕事をしていたときに、やっかみがあっていろいろと大変な時がありました。
ワタシは相手に対して何もしていないのに、会社に対していたずら電話がかかってくることもありました。
ワタシが何が相手に対して、不利益を与えていたのであれば、そのような事態が発生することは納得がいきます。
でも、ほとんど話したことも無いんですよね。
ただ、ワタシが出した成果に対して、僻んでいるという感じ。
ワタシ自身はそのようなことをされても、それほど気にしないというか、そもそも会社にいたずら電話をするような行為をした人は、その人自身の中に、非常に大きな負い目ができてしまうので、むしろ可愛そうだなって思ってしまいます。
あと、ワタシのために時間を使うのであれば、自身の人生をより良くするために時間を使った方が圧倒的に効率的ですし、幸せにもなれると思うんですよね。
けれど、そういう決断ができず、他者に対して嫌がらせをしたり妨害したりしてまうのは、きっと自分自身の中の敵に負けてしまっているようにも思えます。
まずは、自分自身の中の敵をしっかり制御することが、大事なんじゃないかなって、そんな風にワタシは考えています。