不幸になるのは何もむずかしくない。
アラン 幸福論 (岩波文庫)(Amazon)
ほんとうにむずかしいのは、幸福になることだ。
だからといって、幸福になろうとしないことの理由にはならない。
アラン
これは幸福だけではないかもしれないかなあって思います。
なりたい自分になるのは、難しいです。
でも、なりたい自分になるために行動しなければ、いつまでもなりたい自分にはなれません。
目指している目標があるとき、そこに向かって挑戦をしなければ、目的地に到達できません。
ワタシは過去にいろいろなことを諦めてきました。
それを今はとても後悔しています。
一番は結婚。
当時のワタシは、幸福になることを恐れていたというか、ワタシが幸福になってよいのだろうかと思っていました。
そんな人がいるの?って思うかもしれませんが、それまでの人生で様々なことが精神的なストレスになっていて、それが積み重なった結果、ワタシは幸福になっていはいけないと感じていたのです。
今思えばとてもおかしかったことはわかりますが、当時はそれに気づきませんでした。
そう信じ込んでいたというか、自分自身を洗脳していたような状態のようにも思います。
今で言えば、自己肯定感がとても低かったんですよね。
あのとき、一歩踏み出していたら、きっと今の人生とは大きく異なっていただろうなあって思います。
かといって、今が不幸か?というと、ある意味、自由に生きることが出来ているので、それはそれで幸せな状態です。
ただ、どうしても自分の人生を振り返った時、あの人と一緒になっていたらと思ってしまうことがたびたびあります。
結婚したからと言って、100%幸せになれるかどうかはわかりません。
けれど、一緒の未来が想像できていたから、苦労もあるけれど、きっと二人で乗り越えられる人生になっていただろうなあって思えるからこそ、後悔してるんだろうなあって思います。
実際に相手の方は、別な方と家族を築いていて、とても幸せそうでした。
それも後悔している理由だと思います。