初対面の人との会話を続けるのってむずかしいですよね。ワタシも会話ネタに困ってしまうことがあります。一方的にずっと話すことはできますが、それだとコミュニケーションとしては良くありません。
どうしたら、言葉のキャッチボールができるかなあーって思って、「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方」を読んでみました。
まずは聞くこと
コミュニケーションで重要なのは、やっぱり相手の話を聞くこと。本書でも一番最初に書かれています。これは確かにそうだなあって思いました。
人は本来、自分の話をしたい生き物なので、いかに相手の話を聞くことができるかが重要ということです。
これは、本には書かれていないのですが、ワタシの場合、相手の話を聞くときは、しっかりリアクションを取るようにしています。相手の話を聞いて、喜怒哀楽をしっかり出すという言い方が正しいかもしれません。
例えば、ちょっとでも嬉しかったら、それを表情や身振り手振りで表すということです。結構おすすめ。
会話のネタ
本書ではいろいろな会話ネタが書かれています。また、相手との共通点として、一般的なことが会話のネタになるとのこと。例えば、天気とか、朝食とか。確かにそうですよね。
ワタシ的にすごく勉強になったのは、「〜〜でしょう」という言い方。例えば、「寒かったでしょう」みたいな感じです。これは、今までにあまり使ったことがない言い回しだったので、ちょっと使ってみようと思いました。
ちなみに、ワタシはあまり会話ネタを考えてはいなくて、基本的に相手の話の中に出てきたワードを掘り下げることで、会話を続けることが多いです。困ったら5W1Hが役立ちます。例えば、「水族館楽しかったー」と相手が話した時に、「いつ行ったの?」「どこにある水族館?」「誰と行ったの?」「何が泳いでいたの?」「どうやって行ったの?」「入館料ってどのぐらいなの?」みたいな感じです。
会話が続かない初心者向け
話を戻しまして、「マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方」は、基本的なことがメインに書かれているので、初心者向けかなって思います。
また、分量も多くないので、読みやすい反面、深くまでは書かれていません。例えば、人間の心理的な面などのエビデンスについては、ほとんど書かれていません。ですので、入門の入門書みたいな位置づけになると思います。
ベストセラー『誰とでも15分以上 会話がとぎれない話し方 66のルール』をさらにわかりやすく紹介しているのが本書。
マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方
著者:野口 敏