Mysterium: A Psychic Clue Game(ミステリウム) – iOSボードゲームアプリ

投稿者: | 2017-11-15

Mysterium: A Psychic Clue Gameは、幽霊と霊媒師に分かれて、犯人、犯行現場、凶器を協力して当てる協力型推理ボードゲームです。¥600。

オンラインプレイ、パスアンドプレイ、ソロプレイ、チュートリアル的なストーリーモードがあります。アプリは全編英語ですが、和訳ルールが
Mysterium – Japanese rules | Mysterium | BoardGameGeek
に公開されています(要BBGのアカウント)。
ゲーム自体は理解してしまえばとてもシンプルなのですが、幽霊と霊媒師に分かれるため、説明が若干複雑になりがちですですので、幽霊と霊媒師のアクションから説明します。
幽霊のプレーヤーは1名です。それぞれの霊媒師に犯人(または犯行現場、凶器)を当ててもらうために、カードを配ります。このカードは曖昧な絵柄が描かれており、そこから連想できるようにカードを選びます。幽霊のプレーヤーの基本的なアクションはこれだけです。他のもカラスを使ってカードを入れ替えるなどがありますが、複雑になるのでそのあたりは和訳など参考にしてください。
霊媒師のプレーヤーは、幽霊から配られたカードから犯人(または犯行現場、凶器)を当てます。霊媒師のプレーヤーの基本的な作業はこれだけです。他にもトークンなどのアクションがありますが、複雑になるのでそのあたりは和訳など参考にしてください。

霊媒師が犯人と犯行現場、凶器を3つ当てたら、最終ターンに入ります。霊媒師が作った犯人と犯行現場、凶器の組み合わせから幽霊に1つの正解が提示されます。幽霊側は犯人と犯行現場、凶器それぞれを連想させるカードを選びます。
霊媒師側は幽霊が選んだカードから最終的な組み合わせを1つ選びます。答えが合っていれば勝利です。

ミステリウムというボードゲームのルールブックはかなり長く、そして若干難解です。難解にしている理由は、たぶん推理ボードゲームと銘打っている点かなと思います。私的にはミステリウムはディクシットなどの連想ゲームが近いと思っています。
なぜ、連想ゲームかと言いますと、霊媒師が最初に当てる犯人と犯行現場、凶器は、それぞれ別だからです。ミステリウムでは、それぞれの霊媒師が犯人(または犯行現場、凶器)の組み合わせを作り、さらにそれを絞り込むという流れになっています。つまり、組み合わせが決まらないと最終的な犯人(または犯行現場、凶器)が決まらないのです。この点を最初に説明しておかないと、たぶん、途中でよく分からなくなってしまうと思います。
ゲームとしてはとても雰囲気があって良かったです。オンラインプレイも試してみましたが、結構楽しめました♪

幽霊が徘徊している怪しげな屋敷に立ち入る勇気はありますか?
あなたは大胆にも、幽霊が徘徊している怪しげな屋敷に立ち入っています……何と勇敢なことでしょう!
現世に取り残された魂を安らかに眠らせるため、奇妙な降霊会の準備ができたら、
テーブルの周りに座って心を解放し、あなたの第六感を覚醒させましょう……。
このゲームは、1人が幽霊となり、他のプレイヤーは霊能者となる非対称協力型ゲームだ!
すべてのプレイヤーは、この幽霊の死にまつわる奇妙な事件を解明し、その魂を安らかに眠らせるという同じ目的を共有する。
幽霊は話すことができないため、集まった霊能者たちに幻視を送って(幻視カードを提示して)意思を伝えようとし、
霊能者たちはこの霊的なメッセージを正しく解釈して、運命の夜の事件を再構成することになる。
協力と直感による推測が、真犯人を明らかにするという任務の達成を助けることだろう。
しかし時間の猶予はありません!
チームが幽霊と接触し、この長年の謎を解決するための時間は7時間しかないのである……。
不思議な絵柄のカードをヒントに謎を解く、新感覚のコミュニケーション推理ゲームとなっている。
プレイ人数:2~7人用
プレイ時間:42分
対象年齢:10歳以上
ゲームデザイン:Oleksandr Nevskiy & Oleg Sidorenko イラスト:Xavier Collette & Igor Burlakov