ノイ (Neu)は、ノットワンハンドレットみたいなゲームです。正確にはノットワンハンドレットツーです。
つまり、手札から数字のカードを場に重ねていき、合計の数が102になったら負けというゲームです。
ゲームの簡単なルールはこんな感じです。
1)3枚手札が配られる
2)手札から1枚選んで、表になっているカードの上に置き、合計の数字を宣言する
3)山札からカードを1枚引く
とってもシンプル。
ただ、これだけではあまり盛り上がらないですよね(笑)
ノイが面白いのは、数字カード以外にも特殊なカードがあるからです。
具体的には、順番を逆にするカードや、自分の手番をパスするカード、次にカードを出す人を指名するカード、次の人が2枚カードを出さなければいけないカードなどがあります。
これだけでも盛り上がるのですが、ノイにはさらに特殊なカードがあります。
それが、101というカード。
なんと、いきなり101にできるカードです(笑)
いわゆるブッコミカードなのですが、このカードを出したら、必ず101になるので、防御に使えるカードでもあります。
ルールがシンプルで、ちょっとウノの特殊なカードに似たカードもあるので、子供や女性でも一緒に盛り上がれるのが特徴です。
ぜひ、一度遊んでみてください。カードゲームなので持ち運びも簡単ですし、お値段も安いです。きっと、ちょっとマンネリぎみの飲み会などで使ったら、盛り上がること請け合いです。
ノイ攻略法
攻略法と言っても、多人数ゲームで手札が3枚なので、カードを使った戦略というのは練りにくいです。
ノイは負け抜けのカードゲームなので、いかに他のプレーヤーに狙われないようにするかがポイントになります。
特にプレーヤーのプレイングを把握するのが負けにくくするコツです。
たとえば、女性の場合は防御的なプレイをする方が多い傾向にあります。ですので、女性に攻撃するのは避けた方が良いでしょう。両隣が女性だった場合は、逆に安心しても良いと思います。じっくりと特殊なカードを集めていれば、負けないでしょう。
アグレッシブなプレイをする方が隣にいるときは、逆にこちらから仕掛けるのが一番です。最初に負けたとしても、いきなり仕掛けてくるのがわかれば、警戒するからです。
人狼などに比べれば心理戦と言ってもそれほど深くはないのですが、他のプレーヤーのプレイングをしっかり見てプレイすると、ノイがもっと楽しめると思います。
逆にお酒を飲みながら勢いでプレイすると、ノイの新しい楽しさを発見できると思います(V^−°)
実は日本製
実はこのノイ (neu)というカードゲームは日本の方が作ったゲームなのです。
ノイ (neu) は、1988年に発売された日本のカードゲーム。JAGA(日本ゲーム協会)作、おもちゃ箱イカロス(山梨県北杜市小淵沢)から発売された。
ノイ – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%A4
1988年に発売ということで、かなり歴史があるゲームなんですよねぇ。ボードゲーム会なんかにいってもちょこちょこ見かけますし、ボードゲームをあまり知らない方でもすぐに遊べるので、入門的なゲームとしてもよく使われています。私も母と妹と一緒に遊びました。
人数は5人ぐらいがちょうど良いかなって思います。少なすぎると一気に勝負がついてしまって物足りない感じがありますし、人数が多いと自分の手番にまわってくることなくゲームが終わることもあるので、寂しい感じがしてしまうからです(T.T)
ルールはウノとかに近いので、ゲームをあまりしない方でも盛り上がれますし、お値段もお手頃でおすすめです♪
ちなみに、ボードゲームって最近流行ってる的な印象がありますが、実はノイが発売された頃、六本木で集まってボードゲームをしていた方々がいらっしゃいます。その参加者の多くは、現在ボードゲーム業界の重鎮的な存在だったりします。また、日本全国のボードゲームサークルを集めて大会なんかも開かれていたそうです。
ですので、実は今よりもボードゲームに関してはすごく熱を帯びていたんですよね。たぶん、今の方がボードゲームをプレイする人の数は多いと思いますが、大きな大会は開かれていませんし、あまり表舞台に出てきていない印象があります。誰かがフラッグシップを取ってくれたら、きっともっと盛り上がるんだろうなーって思ったり。
いや、あれなんです。「ボードゲームって知ってる?」って聞くとみんな「???」という感じで、テレビゲームよりも話せる人少ないんですよね。だから、私は隠れゲーマーなんですけど(^^ゞ
ふたりはボドキュア!がうらやましなーって思います。