先日、オカダ・カズチカ選手の新日本プロレス退団が発表されました。
欠かさずチェックしている有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】でも取り上げられましたね。
オカダ選手の退団はとても悲しいですが、動画でも話されているとおり、中邑選手が退団した後、一気に内藤選手が頂点へと駆け上がりました。
内藤選手は特に会社プッシュという感じではなく、足掻いて足掻いて、メキシコに行って、新しいスタイルを見つけ、それでもブーイングを受ける中、信念を貫き通し、所謂手のひら返しが起きました。
オカダ選手の穴を埋めるとしたら、そのぐらいの劇的な何かというか、大きな地殻変動のようなものが必要なのかなと思います。
海野選手は時間がかかりそう
候補として名前が最初に挙がってくるのは、海野選手ではないでしょうか。
本隊でど真ん中を進んでいるので、棚橋選手に印象をダブらせている方も多い気がします。
ただ、現状のままだとすぐにブレイクが難しいかなって。
王道で進んでいく場合、やはり積み重ねが重要です。
棚橋選手も最初は全然認められていませんでした。
新日本プロレスの低迷期、いわゆる暗黒時代に、ずっとファンへの思いを伝えて、それを続けてきたからこそ、今の棚橋選手があるからです。
一朝一夕でエースになったわけではないんですよね。なので、海野選手が今の路線で行くならば、新日本プロレスの中心になるのに時間がかかると思っています。
成田選手は鈴木選手が鍵を握る
昨年2023年にH.O.Tへの裏切りが衝撃的だった成田選手。
ただ、H.O.Tの中では、やはり存在感が発揮できていないように思えます。
ワタシ的にはすごーく好きな選手ですし、H.O.TもEvil選手も好きなので、がんばてほしいなあって。
なので、海野選手と同様、現状だとブレイクは難しい気がしています。
けれど、成田選手がブレイクする可能性はあるかなって。
その鍵は鈴木みのる選手だと思っています。
成田選手はストロングスタイルを裏切ったので、鈴木みのる選手、エル・デスペラード選手との因縁が生まれています。
鈴木みのる選手は試合後のインタビューで成田選手に対して、「これで敵で良いんだよな。そうだよな。ぶん殴って良いんだよな」と発言しています。
まだ、鈴木選手 vs 成田選手のシングルは組まれていないので、今後、この対戦カードがとても重要なのかなって。
おそらく組まれるとしたら、NJCあたりのような気がしますが、前哨戦とかも全部シングルにしてほしいなあというのがワタシ的希望。
現状では成田選手は鈴木選手にコテンパンに倒されてしまうと思うのですが、H.O.Tの介入で星が五分ぐらいで、NJCで決着戦。
その時に、成田選手がH.O.Tの介入無しでやりたいみたいな宣言をして、バチバチの戦いをしたら、一気に上昇気流に乗る可能性があるんじゃないかなって思ってます。
ワタシ的な希望的観測です。
辻選手はいつでも発射可能
2023年の凱旋帰国後、IWGP世界ヘビー級王座にも挑戦し、令和闘魂三銃士の中では頭一つ抜けている印象です。
すでに大物感があって、身体も大きいですし、プロレスにも説得力があります。
上村選手を含めた若手の中では、ダントツでブレイクの可能性を秘めている選手かなって。
ブレイクのタイミングはNJCか、G1か。
とにかく何か大きな結果を残して、IWGP世界ヘビー級王座への挑戦からの、ベルト獲得がブレイクへの道。
ワタシ的には、辻選手が超好きなので、めちゃくちゃ期待しています。
すでにベースは出来上がっているので、あとはいつロケットが発射されるのかという感じかなーって印象です。
少なくとも昨年、SANADA選手に挑戦した時は、辻選手が獲る可能性があるかもって誰しもが思ったと思うので。
ブレイクするならストーリーとタイミングが重要な気がします。
大本命はジェフ・コブ選手
ワタシ的に一番見たくて、活躍して欲しい選手はやはりジェフ・コブ選手かなって思います。
圧倒的な身体能力とパワーは、現在の新日本プロレスの中でトップクラス。
オスプレイ選手がいなくなることにより、ユナイテッド・エンパイアの今後はどうなるかはわかりませんが、続くとしたらどう考えても日本での中心選手はジェフ・コブ選手になることは間違いありません。
もちろんオーカーン選手もいますが、現状ではIWGP世界ヘビー級戦線に絡むようなムーブではないかなって。
近年の新日本プロレスが獲得した外国人選手の中でワタシ的に一番期待値が高かったのがジェフ・コブ選手。
大きなインパクトを残しながらも、まだIWGP世界ヘビー級のベルトは獲得していません。
正直、もうそろそろジェフ・コブ政権はアリなんじゃないかなってワタシ的には思っています。
試合で魅せることができる選手ですし、マイクはオーカーン選手のフォローがあれば問題ない気がしますし。
年齢的に40代の前半なので、タイミングとしては2024年のブレイクもちょうど良いのではないかなーって。
オカダ選手に勝ったこともありますし、実力は申し分ないと思います。
今のままだと、おそらく難しいので、新必殺技が必要かなって。
新必殺技を引っ提げて、NJC優勝からのIWGP世界ヘビー級挑戦で、そこで敗れるもG1優勝からのドームリベンジが最高な流れかなーって。
後は締めですね。ユナイテッド・エンパイアとしての締めの形ができれば、人気も出ると思いますし、力量としても納得できるチャンピオンになる気がします。
そう考えると、オーカーン選手がキーマンですね。