空を飛ぶことを可能にしたのは空を飛ぶ夢だ。
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カール・ポパー
夢は多くの場合、叶うことはありません。
それが現実ではあります。
だから夢を見なければ、明るい将来に期待することもなくなるので、夢が叶わなかった時に失望することも、絶望することも、悲しむこともありません。
そういう安定的な生き方もアリだとワタシは思います。
また世の中には、夢を追いかけている人を見下す人もいるのが現実です。
どうせ叶わない、上手くいくはずがない、現実的をもっとよく見ろ・・・などなど様々な言葉を投げかけてくるでしょう。
それらは確かに正論で、多くの場合、正しい言葉です。
多くの人が夢に破れて散っていきますが、実は、そういう人たちがいるからこそ、夢を叶えることができる人がいるということを忘れてはいけません。
例えばプロ野球選手になるという夢。
同じような夢を見て、日々努力している人たちがいて、その中から夢を叶えることができる人が生まれます。
もし、プロ野球選手になる夢を持っている人が、自分1人だったら、楽に実現できるでしょう。
でも、それはもう夢ではなくて、日々食事をするのと変わらない程度の話です。
夢を追う人がたくさんいて、切磋琢磨し、夢を実現できない人たちの屍の上に、夢を実現した人は立っていると言っても良いかもしれません。
だから、夢を叶えられなくても、それは失敗ではなく、夢を実現した人の礎であり、夢を実現した人を支えていると言えるのです。
ワタシはそんな風に考えています。