早熟放漫デッキとは
早熟放漫デッキとは、諸葛瞻の計略「早熟なる司令」と劉安楽の「放漫なる号令」を組み合わせたフルコンデッキです。
早熟なる司令は士気5で武力が上がるものの征圧力が下がるという欠点があります。
放漫なる号令は征圧力が低いほど武力が上がるという計略です。つまり組み合わせることで、早熟なる司令の欠点を補える計略になります。Ver.2.6.0Dでは、組み合わせることで使用士気10で武力が11上がります。
出た当初からこのコンボは強かったのですが、他の号令が強すぎたのもあって爆発的には流行っていませんでした。Ver.2.6.0Dに至るまでに、結構強い号令が下方されたこともあって、ワタシ的には今が一番強いのでは?と思っています。
デッキ構成
諸葛瞻(U1.5騎馬)、劉安楽(U1弓)が確定ですが、他のパーツは蜀なら何でも良いのが早熟放漫デッキの良いところです。ただ、征圧力が高すぎる武将は恩恵を得にくいので関羽(R3槍)はあまり組み合わせが良くないかなと思います。
ワタシのデッキ編成はこんな感じ。
諸葛瞻(U1.5騎馬)、劉安楽(U1弓)、馬姫(SR2弓)、張苞(R2槍)、鳳林(U1.5槍)
という構成です。
いろいろとYoutubeの動画を見ていたのですが、諸葛瞻と劉安楽に2コス弓と2コス槍、1.5コス槍という組み合わせが多いようです。
まず、三国志大戦 公式全国大会2020『覇業への道 英傑転生』1DAYトーナメント in東京で優勝したお湿りなう君主のデッキは、
諸葛瞻(U1.5騎馬)、劉安楽(U1弓)、馮習(U2弓)、張苞(R2槍)、呉蘭(U1.5槍)
です。
げぇ、馬岱君主(帝王)のデッキは(2020/1/16)、
諸葛瞻(U1.5騎馬)、劉安楽(U1弓)、馮習(U2弓)、李厳(R2槍)、王桃(U1.5槍)
という構成でした。
はやて軍団1君主がのデッキは(2019/2/16)、
諸葛瞻(U1.5騎馬)、劉安楽(U1弓)、馬姫(U2弓)、魏延(R2槍)、王桃(U1.5槍)
という構成。
ワタシのデッキはこれらを参考にしつつ、あまり使われてないカードも使ってみようかなーって思って作ったものです。
カードの役割
早熟放漫デッキは、攻城で城ダメージを取るデッキなので、2コス弓と2コス槍は攻城することが多いです。馮習が使われているのはカードのスペックが良いというのもありますが、城持ちであることと、攻城術、城門特攻を持っていることが大きいかなーって思います。
ワタシが馬姫を選んだのは速度速速速ということで、張り付きやすいという点からチョイスしています。
2コス槍で李厳が採用されるのも攻城術かなーって思います。張苞は新しい方で特技城持ちで攻城術があります。ということで、2コスト帯は攻城に強いカードが良さそうです。
1.5コスト槍は相手を撹乱したり、相手の攻撃を耐えるときのカードになります。呉蘭はバージョンアップで計略が奮激の強襲に変更になり、回復して移動速度が上がる計略になりました。士気3です。王桃は挑発で士気4です。つまり、あまり士気コストが高くないカードが採用されていることがわかります。
そこから、ワタシも1.5コス槍の中で鳳林を採用しました。
伏兵が重要
ワタシのデッキで一番こだわったというか、気にしたのは伏兵です。諸葛瞻が伏兵持ちですが、もう1枚伏兵があると、序盤がかなり楽になります。お湿りなう君主の呉蘭も伏兵ですね。
序盤に1回でも攻城が取れると、中盤かなり楽に戦えます。相手はせめて来るしかなくなるので、基本、相手の攻撃を受けて、カウンターで早熟なる司令からの放漫なる号令で逆転するというのが流れです。
最初に全滅しても、攻城が1回でも取れれば、それを取り返そうと相手は攻めてくることが多いです。しかし、最初の方に倒された武将が戻ってくるので、うまく時間を稼げば、カウンターに持ち込みやすくなります。
そのような理由から、伏兵2枚が安定する形だと思います。
将器の選び方
基本は諸葛瞻と2コス2枚に将器をつける形ですね。
まず、諸葛瞻。騎馬に自信があるなら突撃術速速が一番です。マウント強いですし、速速で移動速度が上がっているので、相手から逃げやすいです。基本、1.5騎馬は現環境だと突撃術と速度将器が鉄板。
ワタシは諸葛瞻の突撃術を持っていなかったのと、相手が整う前に攻めたいという思いがあって、士気上昇にしています。馬姫を選んでいるのも魅力持ちということで相手より先に計略を打つことを意識しています。
2コス槍や弓は攻城術か兵力が良さそうです。攻城術は城ダメージをもぎ取るため。兵力はより生き残りやすくするためです。副将器は攻攻攻が良さそうです。馮習の場合、城門特攻という選択肢もあります。
用意しておければ良さそうなは、劉安楽の守城術かなと思います。ただ、基本、前出しデッキなので、守城術はあまり採用されないと思います。
宝具は増援が鉄板
他の宝具も試したのですが、やはり増援が一番良さそうな気がします。次点で蜀軍の大攻勢です。
デッキコンセプトとして、フルコンで決めるデッキになので、攻めを続けやすい増援が一番安定します。フルコンだと武力上昇が+11なのと、フルコンを決めて、宝具に士気珠がついていれば、さらに早熟なる司令が打てるので、相当長い間攻めることが可能です。防ぐのはかなり至難の技。落城しなくても、かなり城ダメージは与えることができます。
蜀軍の大攻勢は、相手に高武力が多いときに役立ちます。超絶強化で武力20ぐらいの武将がいると攻城力のある2コス槍や2コス弓が止められてしまうからです。それを蜀軍の大攻勢で武力を上乗せすることで、むりやり押し切る形。ただ、号令デッキなので、1枚欠けると効果がかなり落ちてしまいます。ですので、増援の法の方が良いかなと思います。
対戦動画
実際に使ってみた時の動画です。戦友対戦で征覇王が相手。あまり考えずにプレイしたのですが、一気に押し切れました。
戦友対戦で2回試したあとの全国対戦。3戦目で、早熟放漫デッキの強さがわかってきました。
まず、士気5で武力上昇値が5ということで、号令対決でも普通に戦えるのがポイントです。相手が士気6以上の号令を使ってくれば士気差ができます。
号令に何かを重ねてきたら、こちらも放漫なる号令を重ねることができますし、逆に逃げて耐えてからカウンターということができます。つまり、相手の動きに対応して計略を使えるのが良い点です。
また、士気10で武力上昇値が11なので、相当なことが無い限り号令対決には勝てます。超絶強化系の場合も、こちらは5枚なので、どこかは穴を開けられるので攻城が狙えます。
さらに敢えてコンボにしないという戦い方もできます。
この動画では、早熟なる司令を3回打っています。重要なのは起点となる諸葛瞻で、諸葛瞻は刺さらないように注意したいところです。
伏兵が重要の項目でも書きましたが、やはり伏兵2枚ある方が、序盤が安定するので良いと思います。
相手にも寄りますが、普軍、漢軍などは終盤かなり強いので、序盤〜中盤で城ダメージをかなり取っておきたい、または落城させたいところ。ですので、序盤で少しでも攻城取れると大きいです。
うまくいくときは、序盤で増援の法から早熟なる司令という手もあります。開幕乙は難しいですが、多いときは3割〜4割ぐらい城ダメージを取れるので、狙ってみても良いかもしれません。
ただ、展開が相当良くないと難しいかなって思います。伏兵の踏み具合が判断材料になるかと思います。相手も宝具を使ってくれれば、その時点で勝負ありとなる場合もあります。
ワタシがチョイスした1.5コス槍の鳳林は、計略の使い所が難しいですが、選んだ一番の理由は伏兵という点。知力8あるので、序盤を制しやすいです。さらに、長槍の将器があるので、相手に騎馬が多ければ長槍を選択しています。
ということで、早熟放漫デッキ結構強かったです。
厳しいデッキ
早熟放漫デッキで厳しいのは、攻城が取りにくいデッキが相手の時です。
まず最初に上がってくるのが赤壁の大火。劉安楽と張苞が落ちてしまうので、攻城力が結構落ちてしまいます。対策としては、早熟なる司令で赤壁の大火を打たせて士気差を作ってという感じ。序盤にリードを奪えれば結構イケますが、周瑜が伏兵なので伏兵の踏みも重要です。
次に呂布。超絶強化系も比較的戦いやすいのですが、呂布ぐらい武力が上がると攻城力が高いところが守られやすいです。同じ理由で2.5コス騎馬の顔良も結構やりにくいですね。うまく守らることが多いです。槍呂布の場合は超絶強化で全滅させられることもあるので、槍が張り付かないことが重要。あと、呂布デッキのメインは呂布ワラですので、攻城力が高くありません。つまり序盤にリードをある程度とれると戦いやすいですね。
相手からの攻めで厳しいのは、2,5コス槍の姜維。張り付かれて寡兵の麒麟児からの増援の法は防ぎようがないです。対策としては劉安楽の守城術。王桃を入れて入れば挑発もありですね。呉蘭だと防ぎきれないと思います。
同じ理由で呂蒙も厳しいですね。相手がフルコンを整える前にこちらのフルコンで落とせるかどうかがポイントになります。守りはやはり劉安楽の守城術。
ダメージ計略がないデッキなので、武力が上がりすぎるデッキの対応策が重要と言えます。
あとは、開幕乙には注意したいですね。攻城兵が下方されてからはめっきり見なくなりましたが、伏兵が2枚の場合、伏兵を当てきれないとかなりキツいです。対策としては劉安楽の柵の位置。右か左かに置くのが良いと思います。また、1回は攻城兵の攻城を受けるのは覚悟して、カウンターを狙うのが吉。
参考 → 開幕乙対策まとめ@三国志大戦動画 | Aoi Yuki Blog