私たちは働きすぎている

投稿者: | 2025-08-20

私たちは働きすぎている。

そんなことは誰もが知っている。

例えば、全世界の人が毎日2時間、働く時間を短縮することに合意すれば、働き過ぎは減る。

これが働き過ぎに対する合理的な解決方法だと思うだけれど、合意できたとしても、必ず破る人が出てくる。

そして、また競争がはじまるのだ。

どうしてそこまで働きたいと思うのか。

お金が欲しいというのが、きっとその根源にあるのだろう。

では、給料が変化しないとしたらどうだろうか?

皆、合意できるだろうか?

それでもやはり合意を破る人が出てくるだろう。

なぜ、そこまでして、自分を追い詰めようとするのか。

それで、燃え尽き症候群になったら、意味はないではないか。

その方が損失が大きいと思うのは私だけだろうか。

働き過ぎなのは、結局、競争社会が原因なのかもしれない。

であれば、競争を緩和、または競争をしない社会を目指すべきなのではないだろうか。

つまり、競争をしないということを、全世界の人で合意するのだ。

それは理想で、絵空事で、絵に描いた餅なのかもしれない。

だから、私たちは働きすぎていることから、抜け出せないのだろう。