もともとパプリカは、2020応援ソング「パプリカ」として作られました(*´ω`*)
みんなのうたということで、子どもたちが歌っている楽しい曲になっています。
で、それを米津さんが改めて歌ったのがこちら。
米津さんが歌うと、かなり雰囲気が変わりますね。
動画の映像も楽しい動画になっているんですけど、途中に彼岸花が出てきたりと、ちょっと切ない曲なのかなーって思いました。
具体的には赤いスカーフをしたこの子がキーなのかなーって思います。
最初のシーンでは、三人とも同じぐらいの年令に見えますが、
最後に花を持っていくときは、年齢に差があるように思います。
またこのシーンには、彼岸花が描かれています。
彼岸花は、秋の彼岸頃に咲き始めることに由来しているようです。
彼岸というと不吉な感じもありますが、Wikipediaによれば、
異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、蛇花(へびのはな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、反対に「赤い花」「天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。
ヒガンバナ – Wikipedia
ともあり、一概に不吉というわけでもないみたいですね。
ただ、最初から見ていくと、最初から三人は知り合いだったわけではなくて、二人で遊んでいて、出会ったという感じのストーリーになっています。
そう考えると、亡くなってしまった人というよりは、森の精とか、神さまとかに近い存在なのかなって思います。それは、サビの部分で
パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ
とあり、ハレルヤと言っているのもそれを示しているように思います。
また、赤いスカーフをした子どもが、家に遊びに来るシーンがありますが、大人たちは気づいていないようにも思います。赤ちゃんだけは反応しているので、大人になると見えなくなってしまうというのも、森の精とか神さまを彷彿とさせますね。
なんかトトロとかに近い存在なのかもって思いました(*´ω`*)
そう考えると、なんだろう、大人になったワタシが、忘れてしまった何か、小さい頃に置いてきてしまった何か、心の中に閉じ込めてしまった何かを思い出して、悲しい曲じゃないのに、ちょっとグッと来てしまいました(TдT)