Can't Stop(キャントストップ)のレビューとプチ攻略 – iOSボードゲームアプリ

投稿者: | 2016-10-01

Can’t Stop(キャントストップ)は、ダイス(サイコロ)を振って、相手よりも先に自分のコマを対岸に持っていくボードゲームです。

アプリの特徴

iPhone・iPadアプリ。
1台で複数人遊べます(オフライン対戦)。
サウンドあり。

レビュー

アプリの値段が安いのに、出来が良いアプリです。
ゲーム自体がシンプルなため、1人で遊ぶよりもみんなでワイワイ楽しみたいところ。
アプリはPlaydek, Inc.という会社が作っていて、他にもAgricola(アグリコラ)とか、Ascension: Deckbuilding Game(アセンション)とかのアプリも作っています。

プレイ

アプリを立ち上げたところ。

1〜4人で対戦できます。1人の時はタイムアタック。

ボードはこんな感じ。
iPhoneやiPadが1台あれば4人で対戦できます。

ゲームの進行

1)右下のボタンをタップしてダイス(サイコロ)を振ります。
そして、表示された数字を選択します。
数字は、4つのダイスを2つ組み合わせたものです。
1回ダイスを振って、選べる数字は2つまでです。

選んだ数字のコマが進みます。

2)もう1回ダイス(サイコロ)を振るか、止めるかを決めます。
ダイスを振るのを止めたら、進んだコマが自分のコマを置き換わり、次の人の番になります。

もう1回ダイスを振ることを決めたら、1)に戻ります。
1回の手番でボードに置けるコマは3つまでです。つまり、ダイスを振って最大3つの数字しか選ぶことができないということです。
もし、数字を選ぶことができなかったら、すべてのコマは自分の手番の開始したところに戻ります。
失敗したらこんな画面が表示されます。

以上を繰り返し、相手よりも先に3つのコマを対岸まで持っていくことが出来た人の勝利です。

勝利したときの画面。

ゲームでは軽快な音楽を楽しむことができます。
iPhone画面はこんな感じ。

iPadよりもボードが少し斜めになっています。

プチ攻略

Can’t Stop(キャントストップ)をプレイしているときに意識していることとかを書いてみました。

ダイス目

ダイスの目の確率について、少し考えてみました。
ダイス(サイコロ)を2つ振った時の組合せは、以下のように6×6=36通りあります。
(1、1)(1、2)(1、3)(1、4)(1、5)(1、6)
(2、1)(2、2)(2、3)(2、4)(2、5)(2、6)
(3、1)(3、2)(3、3)(3、4)(3、5)(3、6)
(4、1)(4、2)(4、3)(4、4)(4、5)(4、6)
(5、1)(5、2)(5、3)(5、4)(5、5)(5、6)
(6、1)(6、2)(6、3)(6、4)(6、5)(6、6)
例えば、ダイスを2個振って、合計3が出る確率は、
(1、2)と(2、1)で、2/36となります。
ここまではとても簡単でした。
キャントストップの場合、4つのダイスを振ります。
同じように考えると、
(1、1、1、1)(1、1、1、2)・・・・
となり、合計で6×6×6×6=1296通りとなります。
で、問題なのが、そこから2つのダイスを選んだ時の確率。
4つのサイコロから2つを取り出した確率(1/2) | 数学のQ&A【OKWave】
では、7が出る確率を139/216としています。
つまり、4つのダイスを振れば2回に1回は7が出るということです。
その他の確率については、上記の解法をちゃんと理解できなかったので、全部の確率をご存知の方がいたら、教えてくださいませ。
ただ、上記の7の確率はダイスを振る指針の1つにはできると思います。