ボードゲーム界隈でたびたび議論になるものの1つに、
初心者との対戦で手を抜く、手を抜かない問題
があります。
手を抜く側の主張は、
初心者がベテランにボコボコにされて、次にプレイしたくなくなる
です。これはわかりますよね。
手を抜かない側の主張は、
手を抜くことで、相手が興ざめして、次にプレイしたくなくなる
というものです。これもわかりますよね。
両者の結論は一緒なので、どれほど議論をしても噛み合うことはありません。
で、落とし所として、
相手によって変える
というのがよく出てくる話です。
問題の本質は?
この問題の本質は、手を抜くか?手を抜かないか?ではありません。
本質は、
ボードゲームをプレイする目的が人によって違う
という点です。
いわゆるエンジョイ勢とガチ勢の問題と根本は一緒なのです。
だから、相手によって変えるという落とし所になるのです。
エンジョイ勢とガチ勢が一緒にプレイするには?
エンジョイ勢をガチ勢にするのは、難しいでしょう。
ですので、ワタシがおすすめすのは、
ガチ勢の人が不得意なボードゲームをプレイする
というアイデアです。
ワタシがボードゲーム初心者とよくプレイするのは、ゴキブリポーカーです。
ワタシは嘘をつくのが苦手で、嘘をつく時、ちょっと笑っちゃうんですよね(*^^*)
ですので、ガチでプレイしても、普通に負けちゃいます。
つまり、ワタシはガチでプレイしていても、ボードゲーム初心者が勝ってしまうのです。
手を抜くことの最大の問題点
そもそも手を抜くというのは、勝てるけど、敢えて負けるということです。
そして、ここで問題が起きるのです。
なんと、ボードゲームをプレイして、みんな楽しかったという気持ちになるのですが、楽しかったポイントが異なるのです。
エンジョイ勢は、単純にプレイして楽しかったと感じます。
ところが、手を抜いた側は、相手よりも自分が強いことがわかって、楽しかったと感じます。
いわゆるマウントを取っている状態なわけです。
そもそも実力差が出るボードゲームを初心者とプレイすること自体が間違っているのに、手を抜く側は、そのことにすら気づいていないのです。
つまり、一緒に楽しむことが大切なのです。
理想的には、ガチ勢がエンジョイ勢になれれば良いのですが、ガチ勢は自分たちのスタンスを変えることを良しとしません。
ですので、先ほど紹介した
ガチ勢の人が不得意なボードゲームをプレイする
のが良いのかなって思っています。
ワタシは、ガチもエンジョイも両方大丈夫なタイプなので、どんなボードゲームも、誰とプレイしても楽しくプレイできています(*^^*)
でも、ボードゲームのチョイスは未だに難しいなあって感じています。
ボードゲーム初心者かなーって思ったら、お兄さんがボードゲームにハマって小さい頃カタンをめっちゃプレイしていて普通に強くてビックリしたことがあります(*´ω`*)
相手のことを知っているようで知らないことって結構多いのですね。