禁断の島 – Forbidden Islandは沈み行く島の中で、財宝を集めてヘリコプターで逃げるという協力型ボードゲームです。
アプリの特徴
iPad専用。
2〜4人の協力プレイ。
1台で複数人が遊べます(オフライン対戦)。
¥600
マップの追加パック「Island Pack(¥120)」
日本語対応
レビュー
ルールについて最初は複雑に思いますが、1回プレイすればすぐに把握できるシンプルなものです。
協力系ボードゲームが好きなら楽しめると思います。パンデミックとデザイナが一緒で、パンデミックのテイストも少し感じることができます。
Pandemic: The Board Game(パンデミック)
ルールブックはこんな感じです。
パンデミックよりもシンプルなので、パンデミックが重いなあと感じる方には良いかもしれません。また、皆で強力してクリアしていくゲームですので、対戦型のゲームが苦手な方にもおすすめです。
プレイ
早速プレイ開始。こちらはオープニング画面。
ゲームのセッティング画面。
プレーヤー人数(PLAYERS)、難易度(DIFFICULTY)、対面かパス&プレイか(LAYOUT)、島の形(ISLAND)を選択できます。
で、QUICK STARTでゲーム開始です。
また、役割選択(CHOOSE ROLES)を押すと、自分の役割を選択することが可能です。選択しない場合はランダムで決まります。
役割について
・Explorer(エクスプローラー)
1アクションで斜めに移動したり、斜めにある浸水しているタイルを水没前に戻すことができる(Shore up:浸水タイルを元に戻す効果)。
・Pilot(パイロット)
1アクションで好きなタイルに移動できる(自分の手番に1回)。
・NAVIGATOR(ナビゲーター)
1アクションで、他のAdventurer(プレーヤ)のコマを2マス移動できる。
・DIVER(ダイバー)
浸水しているタイルやゲームから取り除かれてしまったタイルのマスを1アクションで好きなだけ進むことができる。
・ENGINEER(エンジニア)
1アクションで2つの浸水タイルを元に戻す(Shore up)ことができる。
・MESSNGER(メッセンジャー)
1アクションで違うタイルにいるAdventurer(プレーヤ)に財宝カード(Treasure Card)を渡すことができる。
そんなわけでゲーム開始。
自分の手番には、以下のアクションを組合せ3回のアクションができます。
1)コマの移動(Move)。縦横隣接したタイルのみ。
2)浸水しているタイルを元に戻す(Shore up)
3)同じタイルの上にいる他のAdventurer(プレーヤ)に財宝カード(Treasure Card)を1枚渡す。
4)財宝カード(Treasure Card)を使い、財宝を得る(タイルの財宝マークをタップ)
財宝カード(Treasure Card)。全部で4種類ある。
アクションが終わったら、財宝カードを2枚引きます。
次に浸水カードが山札から引かれ表にされます。
浸水カードの下にあるメータの数字が、浸水カードを引く枚数です。
浸水カードで表示されたタイルは、浸水します。もし、タイルが浸水していた場合は、タイルがゲームから取り除かれます。
浸水したタイルは、元に戻すこと(Shore up)ができますが、取り除かれたタイルはもう戻りません。
浸水カードの処理が終わったら次の人の手番になります。
また、財宝カードを2枚引く際に、Waters Rise!(水位上昇)というカードがでます。
これが出たら表にした浸水カードを山札に戻して、メータの数字が増え、浸水カードがメータの数だけ山札から引かれ表になります。
財宝カードの他に、スペシャルカードというのがあります。
・ヘリコプター
タイルの上にあるコマを別のタイルに移動することができる。
・サンドバッグ
好きな浸水タイルを元に戻すこと(Shore up)ができる。
これらのスペシャルカードはいつでも使うことができます。またアクションを消費しません。
さて、最初のプレイでは、こんな感じで追いつめられてしまいました。
そして負け。残念。
マップは2つから選ぶことができますが、追加料金を払うとこんなマップも楽しめます。
パンデミックのような強力タイプのゲームです。一人でも遊べます。
パンデミックよりも危機感は少ないですが、パンデミックよりも手軽に遊べるはとても良いところです。
次は無事脱出したいところ。
関連ボードゲーム
Forbidden Desert(禁断の砂漠)というボードゲームがiOSでリリースされています。
お値段は¥840。
同じデザイナの方が制作したボードゲームです。