「人間は、自己破壊の傾向からみずからを防衛するために、他者や他の事物を破壊する必要があるかのようです。」フロイトの言葉

投稿者: | 2024-03-29

人間は、自己破壊の傾向からみずからを防衛するために、
他者や他の事物を破壊する必要があるかのようです。
フロイト

人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス(Amazon)

人が他者や他の事物を破壊するのは、果たして本能か?

もし本能だとしたら、人間は今後、遺伝子に大きな変化が起きないかぎり、戦争を続けてしまうでしょう。

では、本能で無かったとしたら?

本能で無ければ、それは理性によって行われているわけで、他者や他の事物を破壊することを、相手が傷つくとわかった上で、敢えてやっているとすると、また恐ろしい気もします。

でも、国同士の戦争というのは、ある意味、お互いに主義主張が衝突した結果でもあるので、ある意味、理性によって生み出されているのかもしれません。

であるならば、戦争をしないという理性的な判断をすることも可能なんじゃないかなって思います。

願わくば、全ての国の首脳陣が、理性的に戦争をしないことを決断して欲しいものです。