沈黙せる者も非難され、
ブッダの真理のことば 感興のことば (岩波文庫)(Amazon)
多く語る者も非難され、
すこしく語る者も非難される。
世に非難されない者はいない。
ブッダ
確かに、それが不都合だと感じている人は、明確な事実でさえ非難するので、「世に非難されない者はいない。」というのは、的を射ている言葉だと思いました。
また、よくあるのは、反論しないのであれば認めたも同然だという言い方。
これは沈黙している人に対する非難でもあるのかなと思います。
その観点でも非難されることが無い者はいないんだろうなあって。
そう考えると、語らず黙することって、そこまで良いことではないのかもしれません。
もちろん、人格攻撃するようなことは正しくないですが、自身が正しいと思っていることを黙ったままでいるよりも、発言したほうが良いように思います。
黙っていても非難されるというのもありますし、後から隠していたことがバレてしまった方が、非難が大きいようにも感じますし。
でも、発言することって、なかなか難しいなあというのもわかります。