「集会の中でも、また相互にも、怒ってことばを発してはならない。怒りに襲われた人は、自分の利益をさとらないのである。」ブッダの言葉

投稿者: | 2024-04-11

集会の中でも、また相互にも、
怒ってことばを発してはならない。
怒りに襲われた人は、
自分の利益をさとらないのである。
ブッダ

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すぐ怒る人の中には、それが自分に利益があると思っている人が存在します。

例えばゴネ得などがその一例です。

会社においては、部下を叱責することによって、部下をコントロールし、自分の思い通りに動かそうとするために怒る上司が存在します。

しかし、どちらの場合においても、その場では利益があるように思いますが、最終的には自分にとって大きなマイナスでしかありません。

例えばお店でゴネ得すれば、そのお店にはもう行けないでしょう。

また、周囲の人から見たら、ゴネ得するために怒っている人と、仲良くしたいと思う人はいないと思います。

叱責する上司についても同様です。

部下は表面上、上司の言われた通りに動くでしょう。

でも、心の中では完全にため息状態。

上司に対する信頼はありません。

これが所謂、会社において尊敬されない上司の典型例です。

ワタシが勤めていた会社では、社長が自ら「もっと俺を尊敬しろ」と部下に怒鳴っていました。

かなりの末期症状ですよね。

自分で尊敬しろと言うような人を尊敬する人なんていません。

結局、外部に向けた怒りというのは、最終的に自分に返ってきて、大きなデメリットになるのです。