Reiner Knizia’s Ra（ラー）は、古代エジプトをテーマにしたボードゲームです。ジャンルとしては競りゲームになります。iPhone・iPad両対応で¥480。
競りゲームですので、基本的には様々なアイテムを競り落とし、合計ポイントを競うゲームになっています。最大の特徴は、競りに使うお金です。
お金というと自分で競りのお金の量を決められるのが普通ですが、ラーではお金の額が決まっています。それもオープンな情報になっていますので、競り勝てるかどうかもある程度予測ができるのが特長です。また、競りに使ったお金は中央のお金と交換になります。ゲームは数ラウンド続きますので、最初は勢いがあっても後からトーンダウンしてしまうこともあり、うまくバランスが取れています。
ちょっとわかりにくい説明ですが、一回プレイしてみると言いたいことが伝わるかなーと思います。このあたりが、このラーというゲームがなかなか普及しにくい点かもしれません。ゲームシステムとしては大変素晴らしいのですが、他の人に説明がしにくいというか、説明するには、ゲーム全体についても説明する必要があって、端的に伝えられないのです。
ちなみに、ラーはクニツィア先生の３大競りゲームの１つと言われていまして、ゲームの完成度はとても高いことがわかります。ぜひ、一度はプレイしてほしい競りゲームの１つです。
アプリでは無く実際のボードゲームは、コンポーネントの雰囲気もとても良い感じに仕上がっています。なかなかボードゲーム会でも見かけることが少ないのですが、見かけたらぜひプレイしてみてください。
