偉人の意外な一面を知る「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! 」Kindle読書

投稿者: | 2020-04-17

人生には失敗がつきもの。失敗しない人などいません。

でも、成功者や偉人の話は、その多くが成功の秘訣ばかりに注目し、失敗について語られることはあまりありません。エジソンぐらいかなーって思います。失敗の話がよく出てくるのは。

で、この「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!」は、そんな偉人たちの意外な一面を紹介している本です。意外な一面としたのは、失敗だけでなく、ダメな一面を取り上げているからです。

誰でも読める

本書の特徴として、誰でも読めるというのがあります。ふりがなも付いていますし、難しい漢字にはふりがなが付いているので、小学生の高学年ぐらいから読める内容になっています。

また、優しい文体で書かれているので、とても読みやすいです。その分、若干細かい部分は省いています。1人の偉人で4〜6ページ程度なので、それぞれの偉人についてさわりを知る程度の内容となっています。

子ども向けと思いきや、知らないこともいっぱい書かれているので、大人が読んでも楽しめる内容になっているのも特徴です。さらりといろいろな偉人を知るのに向いています。

若干言葉遣いが荒っぽいかも

すこし表現として、荒っぽい感じのところがあります。あえて、読みやすくした結果だと思いますが、中にはちょっと表現として嫌に思う方もいると思います。

試し読みもできるので、購入前に一度、ちょこっと見てからがおすすめです。Kindleの場合は、サンプルもあります。

失敗したっていいじゃん!

本書で一番伝えたい内容は、「失敗したっていいじゃん!」ってことです。偉人と言われた人でも失敗しているというのは、すごく勇気ができますよね。

また、失敗したことで、反省はした方が良いとは思いますが、そのことに囚われすぎると、うまくいきません。失敗をうまく次につなげたいですね。

ワタシ的には野口英世の話が面白かったです。お札にもなった人ですが、お金の使い方は、あまりよろしくなかったようです(*^^*)


失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

著者:大野正人


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