私たちは、みなドブのなかにいる。
濱脇宏太の1日1分自分と向き合える格言カレンダー(Amazon)
だが、そこから星を見上げる人もいる。
少なくともその人の心は空を飛んでいる。
オスカー・ワイルド
「私たちは、みなドブのなかにいる。」という、ある種衝撃的な言葉からはじまり、この世を憐れんだ言葉かと思いきや、そうではなくドブの中にいるからこそ、忘れてはいけないことを短い言葉で表現しているなあと感じました。
この世界は、未だに戦争が絶えないですし、争いごとも頻繁に起きます。
最近の日本の政治においては、裏金問題がありましたが、結局これまでと変わらず、議員は知らぬ存ぜぬを語り、定番の秘書や担当者が勝手にやったことと宣っています。
部下が勝手にやったのであれば、それはそれで監督不行き届きですから、上司たる政治家にも責任があるはずですが、彼らはのうのうとまた裏金作りに励むことでしょう。
また、官公庁から補助金などを得て行っている事業においても、領収書などの証憑が無かったり、会計がザルであることが、どんどん明らかになっています。
それに対して、官公庁は黒塗り白塗りで情報を隠し、かなり腐敗が進んでいる状態かなとワタシは感じます。
世界を見渡せば、実際に起きているロシアとウクライナ、イスラエルの紛争、また今後起きるかもしれない台湾有事など、戦争は悲劇しか生まないことは歴史が証明しているにも関わらず、為政者や権力者たちは、平和とは程遠い選択をしていることは明らかです。
日本は比較的治安が良いのであまり感じませんが、海外では夜出歩くなんて危険極まりない地域が多く、安易に犯罪に手を染める人が多いのも事実。
まさにドブの中にいる状態なのかなって思います。
でも、そんなドブの中にいたとしても、ワタシたちは顔を上げ、空を見上げて、星という希望を見つめ、進んでいく必要があるのかなって。
腐った世の中で、それがワタシたちができる唯一のことなのかもしれません。