「自分の価値観で人を責めない。一つの失敗で全て否定しない。長所を見て短所を見ない。心を見て結果を見ない。そうすれば人は必ず集まってくる。」吉田松陰の言葉

投稿者: | 2024-05-10

自分の価値観で人を責めない。
一つの失敗で全て否定しない。
長所を見て短所を見ない。
心を見て結果を見ない。
そうすれば人は必ず集まってくる。
吉田松陰

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人は自分を認めてくれる人や、評価してくれる人のところに集まってくるという言葉。

ワタシが以前働いていた職場では、人の責任を徹底的に追求する、失敗をすれば長時間の説教をする、短所をあげつらい見下し笑いものにするという社長がいました。

外面が良いのもあって、お金を集めることがとても上手なこともあって、人は集まってくるのですが、その実情を見たり経験したりすると、みんな辞めていくという状態。

そして、どんどん人が離れていきました。

事業としても失敗しましたし、結局、何もかもが上手くいかなかったです。

人を責めるにしても、失敗を追求するにしても、短所をあげつらうにしても、どれも短期的な視点しか見ていないようにワタシは感じます。

ですので、短期的な視点ではなく、長期的な視点で見ることが良いのかなって。

価値観はどんどん変化していくので、昔は問題なかった行為が今は問題になることがありますし、失敗は経験として蓄積され成功の糧になることがありますし、短所だと思っていたことが実は長所になることもあります。

どれも短期的ではなく、長期的な視点で見ることで、得られる知見なのかなって。

で、これは人に対して短期的な損得だけで関係性を作る人と、長期的な繋がりを考えて関係性を作る人とも言えるかもしれません。

そう考えれば、長期的な人間関係を作ろうとしている人の方が、人間関係の数が蓄積されていくので、人が集まってくるのかもしれないなと思いました。