じゅうたん商人(Die Teppichhändler)の感想とレビュー@ボードゲーム

投稿者: | 2019-11-24

じゅうたん商人は、10種類のじゅうたんを競り落としていくボードゲームです。
競り落とすじゅうたんは、100枚のカードからランダムで30枚選ばれます。枚数が多いじゅうたんは価値が下がっていき、枚数が少ないじゅうたんは価値が高くなります。最終的に、競り落としたじゅうたんの価値を計算して、合計点を競います。

同じ持ち金ではじまるため、競りの仕方が重要なゲームです。

先日プレイしたのですが、ゲームは1回目2位、2回目3位で勝てませんでした(>_<)

ワタシ的に、1回目は最初からガンガン競り落としていく戦略で、2回目は状況を見ながら競り落としていく戦略で試してみましたが、最初からガンガン競り落としていった方が、点数が伸びやすい印象がありました。

これは、最初の方のじゅうたんの競りの適正価格が判断しにくいからだと思いました。じゅうたんは、ランダムで枚数が決まるので、最初の方で競り落としたじゅうたんが、その後、どのような価値になるのか、わかりません。価値が高いままの場合もあれば、低くなることもあります。

そのため、最初から高い値段で競り落としにくいからです。このあたりのバランスはワタシ的にすごく良いなあと思いました(*´ω`*)

ルールも競りに特化していることから、非常にシンプルでわかりやすく、誰でもプレイしやすいボードゲームだと思います。かなりおすすめのゲームではあるのですが、絶版ということで、残念ながら中古などで買うしかありません。そのため、おすすめしにくいボードゲームだなあと感じました。

いろいろなボードゲーム会に参加すると、どこかで出会うことがあると思います。ぜひ、その際はプレイしてほしいゲームです。余計なルールを削ぎ落としながらも、非常にゲーム性が高く、悩みどころも多い、面白い競りゲームです。

じゅうたんをテーマにしたボードゲームだと、マラケシュがありますね。マラケシュも楽しいボードゲームなので、そのうちレビューを書きたいと思います。確か、iOSでもリリースされていた気がするので合わせて紹介できたらなーって思います。